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1.ICカード市場の動向
昨今、急激に拡大が進んでいるICカード市場。
2003年度末で1億2,000万枚だったICカードの発行数は、2005年度末には3億2,000万枚と、その倍以上の発行数の拡大が予想されています。
これらICカードは様々な分野での活用が見込まれ、多くの試験サービスを経て、サービスが実用化が進んでいます。
交通に加え、小売店頭でも決済用に非接触型のICカードが利用できる店舗が拡大し、いよいよ本格的なサービス普及期に入りました。
磁気カードから飛躍的に向上したセキュリティや認証・決済、アプリケーションの搭載、さらにはインターネットとの連動等、カードの多機能化により、ICカー ドは今後数年間に単なる現金決済の簡略化のみならず、ネットショッピングはもちろんの事、交通・運輸における定期券、ETC利用、行政分野の公的証 明書発行、企業の入退室管理等、様々に用途を拡大しながら市場規模を飛躍的に伸ばしていく事が考えられます。
2.ICカード市場におけるNTTコミュニケーションズの取り組み
ICカード市場において、NTTコミュニケーションズはNTTグループ中においても市場黎明期からICカードソリューション事業に取り組み、早い段階から様々 な技術開発、認証試験等を各団体と実施してまいりました。
2001年から開始された住民基本台帳カードを始めとする行政分野における実績、2002年の全国銀行協会との標準仕様制定等、既に多くの分野におい て次世代のデファクトスタンダードを築きつつあります。
2001年には「セーフティパスサービス」を開始し、ネットショッピングにおける安全性・利便性の向上に新しい決済手段をご提供してまいりました。
また、職域分野においてもセキュアなアクセス環境を提供する「セーフティパスビジネス」をご提供。現在、多くの企業様でご採用頂いております。 最近では、チケット業界最大手、ぴあ株式会社様と共同で「電子チケットサービス」を開始し、さらなる応用分野での提携も進んでいます。
これら標準仕様の制定や多くの協業からもお分かり頂けるように、NTTコミュニケーションズのICカードソリューションは、高い機能性に加え、高セキュリ ティ環境での利用を前提とした信頼性が大きく評価され、多くの企業・団体様にご採用頂いております。
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